ラグビーリパブリック

NTTコム、浦安市と協定書調印。市長は「優勝の際はパレードを」

2018.07.06
協定書に署名したNTTコムの庄司哲也 代表取締役社長(中央左)と内田悦嗣 浦安市長。
選手は(写真左から)鶴谷知憲、石井魁、鶴谷昌隆が出席(撮影:森本優子)
 7月6日、千葉県の浦安市役所で、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス(以下、NTTコム)と浦安市との「相互連携・支援協力に関する協定書調印式」がおこなわれた。
 NTTコムはこの春、グラウンドとクラブハウスを浦安に移転。施設は「アークス浦安パーク」と名付けられ、5月20日には「URAYASUスポーツ健康アクションDAY」として市内の小学生を招いてスポーツ教室などを開催、800人が参加するなど、スポーツ振興、地域貢献に積極的に取り組んできた。
 拠点とする浦安市は、来年日本で開催されるラグビーワールドカップで、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの公認キャンプ地にも内定している。
 会見に出席した浦安市の内田悦嗣市長は「これからラグビーに対しての関心を高めるよう、相互に連携していきたい」と述べた。内田市長は6月30日におこなわれたNTTコム対NTTドコモの試合も観戦。「浦安市として、積極的に宣伝協力をしていきたい。優勝したあかつきにはパレードも」とサポートを約束した。
 調印式に出席したNTTコムの庄司哲也 代表取締役社長は「チームとして二つのV(ビクトリー&バリュー)を発信していきたい。トップアスリートとして交流するだけでなく、水分補給や睡眠の大切さなど、選手が取り組んでいることは市民の健康増進にも役立つ」と述べた。
 これまでラグビー部として、小学校でのタグラグビー教室や市内高校ラグビー部への指導をおこなっているが、秋に向けて市民参加のスポーツイベントも企画しているという。
 NTTコムの内山浩文GMは「この試みは、選手主導で進めています。どうやったら地元の人に愛されるチームになるのか、選手自身が考えていくのが大事」と、今回の提携の意図を語る。
 浦安の新たなシンボルとして、輝きを放ちたい。
(文:森本優子)
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