6月23日のフランス戦でプレーするマット・トッド。185センチ、104キロ、30歳
(Photo: Getty Images)
リッチー・マコウの後継者と呼ばれたニュージーランド代表“オールブラックス”のFLマット・トッドが、ジャパンラグビートップリーグの王座奪還を目指すパナソニック ワイルドナイツに2018年度加入することが6月25日に公式発表された。
オープンサイドFLのスペシャリストであるトッドは、ニュージーランド代表主将としてワールドカップ連覇を果たし世界最多の148キャップを重ねたマコウと同じく、カンタベリー、クルセイダーズでキャリアを重ねた。ブレイクダウンで激しく機動力があり、オールアウトの姿勢も高く評価され、若い頃からレジェンドの後を継ぐ7番として期待されていた。
スーパーラグビー連覇を狙うクルセイダーズでは120試合に出場してきた中心選手であり、オールブラックスでは14キャップを獲得。今年6月のテストマッチシリーズにも招集され、先週末のフランス戦では前半にドライビングモールからトライゲッターとなり、勝利に貢献していた。
パナソニックのバックローにはオーストラリア代表のデービッド・ポーコックや日本代表の布巻峻介らもおり、ますます戦力が充実する。
トッドは「今回パナソニックでプレーする機会を得られたことを嬉しく思います。パナソニックは、成功をおさめているクラブであり、素晴らしいスタイルのラグビーをするチームだと知っています。私と家族は、日本に行き、太田の生活を経験することを楽しみにしています」とコメントした。