サンウルブズの左PRとして今季スーパーラグビー開幕から13試合連続出場中のクレイグ・ミラーが、ジャパンラグビートップリーグチームのパナソニック ワイルドナイツに加入することが6月15日に発表された。
ニュージーランド出身の27歳であるミラーは、母国のハイランダーズでもプレー経験がある。サンウルブズでは2戦目から背番号1を獲得し、これまで13戦中10試合に先発。5月25日のレベルズ戦ではゲームキャプテンも務めた。
スーパーラグビーでのパフォーマンスが評価されて新たな所属先が決まり、「ワイルドナイツファミリーの一員になることができ、大変嬉しく思います。このクラブには偉大な成功の歴史があり、素晴らしいコーチ陣とワールドクラスの選手たちが在籍し、今季の成功のために彼らと一緒にハードワークすることを楽しみにしています」とコメントした。
ワイルドナイツはそのほか、南アフリカA代表の経歴があり、現在はライオンズに所属しているCTBハロルド・フォスターも獲得。優れたボールキャリアーであるフォスターは、昨年は世界選抜の一員として日本代表と対戦し、バーバリアンズでもプレーした。
日本でチャレンジすることを決めた24歳は、「パナソニック ワイルドナイツのような素晴らしいクラブに加入できる機会に大変感謝し、栄誉に感じています。新しいチームメイトとの出会いを楽しみにしており、彼らから多くを学び、一緒に楽しめることを確信しています」とコメントした。
そして、U20オーストラリア代表の経歴があるCTB/WTBディラン・ライリー(21歳)も2018年度加入が決まり、「今シーズンのワイルドナイツの歴史を進める一員としてこのクラブに入る機会を与えてくれたパナソニックに感謝しています。ハードワークをし、この素晴らしいクラブを代表してトップリーグでプレーする機会を得られるように頑張ります」と決意を語った。
強豪ライオンズで12番をつけるハロルド・フォスター(Photo: Getty Images)
昨年のU20オセアニア選手権に出場したディラン・ライリー(Photo: Getty Images)