連敗を5で止め、バイウィーク(試合がない週)にリフレッシュしたオーストラリア・カンファレンス2位のレベルズが、5月25日に地元メルボルンでサンウルブズと戦う試合登録メンバーを発表した。
日本代表選手として6月のテストシリーズを控えるNO8アマナキ・レレイ・マフィだが、まだ日本には戻らず、12試合連続の先発出場となる。今季全15チームの全選手中、ボールキャリー数1位、キャリーした総距離は3位で、チーム・オブ・ザ・ウィーク(週間ベストフィフティーン)に選出されること3回と、圧倒的な存在感を示しているマフィがレベルズのキーマンであることは間違いない。
そのほか、首を痛めていたスター選手のFBデイン・ハイレットペティは1か月ぶりの戦列復帰となり、15番をつけて強いリーダーシップを発揮するだろう。同じく負傷していたオーストラリア代表キャップ保持者のWTB/CTBセファ・ナイヴァルとHOジョーダン・ウエレセも復活し、リザーブとして待機する。
一方、司令塔であるSHウィル・ゲニアは負傷した膝が完治しておらず、試合登録メンバーには入らなかった。
3月3日に東京・秩父宮ラグビー場で対戦したときは37−17と快勝したレベルズだが、デイヴィッド・ヴェッセルズ ヘッドコーチは「サンウルブズはこの2週間、すばらしいアタッキングラグビーでレッズとストーマーズを倒しており、彼らが自信を持ってメルボルンに到着することを知っている」と警戒し、初のプレーオフ進出へ望みをつなげるためにも、メルボルンの人々が誇りに思えるようなラグビーを見せたいと気を引き締めている。
<レベルズ (5月25日・サンウルブズ戦) 試合登録メンバー>
1.Fereti Sa’aga 2.Anaru Rangi 3.Sam Talakai 4.Matt Philip 5.Adam Coleman(主将) 6.Angus Cottrell 7.Colby Fainga’a 8.Amanaki Mafi 9.Michael Ruru 10.Reece Hodge 11.Marika Koroibete 12.Billy Meakes 13.Tom English 14.Jack Maddocks 15.Dane Haylett-Petty
〔リザーブ〕
16.Jordan Uelese 17.Ben Daley 18.Pone Fa’amausili 19.Geoff Parling 20.Lopeti Timani 21.Harrison Goddard 22.Tayler Adams 23.Sefa Naivalu