スーパーラグビー第14節のチーム・オブ・ザ・ウィーク(週間ベストフィフティーン)が5月22日に発表され、香港でストーマーズとの熱闘を制し2連勝となったサンウルブズからLOグラント・ハッティングが選出された。
ハッティングが今季、チーム・オブ・ザ・ウィークに選ばれたのは2週連続4回目で、サンウルブズ選手では最多。
ストーマーズ戦にフル出場したハッティングは、ラインアウトではスチールひとつを含め6回の獲得に成功し、8度のボールキャリーで20メートルゲイン、タックルを2回破り、後半17分にはFB松島幸太朗とFLリーチ マイケルがチャンスメイクしたボールをゴールに運び同点につながるトライを挙げていた。そして、ターンオーバー成功1回、タックルは4回すべて決め、26−23の勝利に貢献した。
身長201センチ、体重112キロの南アフリカ人であるハッティングは、2015年に来日し、トップリーグではクボタスピアーズでの3シーズンを経て、今季、神戸製鋼コベルコスティーラーズに移籍した。
来年日本で開催されるラグビーワールドカップへ向けて日本代表入りも期待されており、5月9日に発表された第一次ワールドカップトレーニングスコッドに名を連ねている。