常に注目される名将エディー・ジョーンズ。現在は6月の南アフリカ遠征へ向け準備中
(Photo: Getty Images)
今年2月、マンチェスターの駅の外で送迎車を待っていたイングランド代表のエディー・ジョーンズ ヘッドコーチにしつこくからんで暴言を浴びせた3人の男に対し、罰金が科されたことが明らかになった。
英メディアの『BBC』などによると、スコットランド出身の3人は裁判所で公序良俗違反の罪を認め、105ポンド(約1万5000円)から140ポンド(約2万円)の罰金と、裁判費用115ポンド(約1万7000円)の支払いもそれぞれ命じられた。
事件が起きたのは、シックスネーションズ(欧州6か国対抗戦)でイングランド代表が10年ぶりにスコットランド代表に負けた翌日の2月25日。ジョーンズ氏は招待されたサッカーの試合を観るため独りで電車に乗ってエディンバラからマンチェスターへ移動し、オックスフォードロード駅に到着して送迎車を待っていた際にからまれ、ののしられ、身体的な暴力もあったという。
そのときの映像がソーシャルメディアなどで拡散され、男たちを非難する声が高まり、被告たちは自ら警察署に出頭した。
事件の現場にいた被告のうち1人は無罪を主張しており、8月に公判がおこなわれる予定。