ラグビーワールドカップ2019日本大会の開幕まで500日となり、全国各地でさまざまな記念イベントが開催されたが、熊谷ラグビー場で3試合が予定されている埼玉県では5月6日に浦和駅東口駅前市民広場(パルコ前広場)でイベントがおこなわれ、延べ約1万人が参加した。
埼玉・熊谷開催を盛り上げるため、所沢市出身の人気お笑い芸人・春日俊彰さん(オードリー)と、埼玉県を放送地域とするFM NACK5のパーソナリティを務めるモデルのドーキンズ英里奈さんが「開催都市特別サポーター」に任命され、サポーターの証である記念のラグビーボールが上田清司・埼玉県知事、富岡清・熊谷市長からふたりに贈呈された。
春日さんとドーキンズさんは今後、SNSによるPR活動など、特別サポーターとして活動する。
春日さんは「開催都市特別サポーターのオファーをいただいたとき、(自身が高校時代にやっていた)アメリカンフットボールとラグビーを間違っているのかな?! と思い、マネージャーに確認しました(笑)。これからはSNSでの告知、イベント出演、審判、監督、スタジアムの建設など…(笑)、ありとあらゆる形で関わっていきたいと思います! トゥース!」と語って盛り上げた。
ドーキンズさんは「父がニュージーランド人なので、ずっとラグビーワールドカップは、家にみんなが集まってパーティーしながら見るものという感覚でした。私はラグビーをプレーしたことはないのですが、そういう方たちも会場に足を運びたくなるような情報発信をしていきたいと思います! ラグビーワールドカップ2019、楽しまないともったいないです!」とコメントした。
また、来年9月20日に開幕するラグビーワールドカップ2019のカウントダウンボードの除幕式もあわせて開催され、お披露目された瞬間、来場した人々からは拍手と歓声があがった。
続けておこなわれたラグビートークショーでは、ラグビー経験者であるお笑い芸人の真栄田賢さん(スリムクラブ)、元日本代表選手の三宅敬さん(ワイルドナイツプロモーション)、トップリーグで活躍する平野翔平選手(パナソニックワイルドナイツ)、開催都市特別サポーターのドーキンズさんが、ラグビーの楽しさや醍醐味を熱く語った。
その他にも、特設会場でのラグビー体験、浦和第一女子高校書道部やチアダンスチーム「Rapora」のパフォーマンス、浦和高校応援団によるエール、「シクラメン」や「KAGAJO☆7」のミニライブ、ご当地キャラ19体の「ゆる玉フィフティ〜ン」による応援ステージ、各種グルメの出店、ハイネケンビールの販売などがおこなわれ、たくさんの方が来場してイベントを楽しんだ。
上田知事は「アジアで初めての開催。その初めてが日本、しかもその会場が我らが埼玉県にあるということは、本当に喜ばしいことです。開催都市特別サポーターとして、所沢市出身でスポーツにクイズに大活躍の春日さん、FM NACK5のパーソナリティでラグビーが大好きという“ラガール”のドーキンズさんにお願いしました。ボランティア募集や入場券の販売も始まっています。ぜひ、ラグビーワールドカップ2019を一緒に盛り上げましょう!」とコメント。
富岡市長は「ラグビーワールドカップが開催される熊谷市には、8月にラグビー専用のスタジアムが完成します。熊谷市はもちろん、県南など、埼玉県のほかのエリアでもぜひ盛り上がっていただきたいと思っています。一緒にラグビーワールドカップ2019を成功させましょう!」と力強く語った。
左から齊藤正明・埼玉県議会議長、上田清司・埼玉県知事、春日俊彰さん、
ドーキンズ英里奈さん、富岡清・熊谷市長、佐藤敦・浦和駅長
左からドーキンズ英里奈さん、平野翔平選手、三宅敬さん、真栄田賢さん