ジャパンラグビートップリーグチームの宗像サニックスブルースは4月22日、2018年度の追加入団選手として、サンウルブズで奮闘中のLOジェームス・ムーアなど3選手の獲得を発表した。
オーストラリア出身のムーアは、母国のブリスベンシティなどでプレーしたあと、東芝ブレイブルーパスに2年間在籍し、2017-18シーズン後に退団。今年初めてスーパーラグビーの日本チームであるサンウルブズに招集され、これまでの8戦中5試合に出場、最近は3試合連続で先発を任されている。
サンウルブズからはもうひとり、CTB/WTBジェイソン・エメリーも宗像サニックスに加入する。U20ニュージーランド代表として活躍した2012年、NZ国内表彰式で年間最優秀新人賞を受賞。マオリ・オールブラックスの経歴もあり、ハイランダーズなどでもプレーしたエメリーは、今年2月にサンウルブズ入り。開幕戦となったブランビーズ戦で15番をつけたが、右手根骨骨折で、いまは戦列から離れている。
そして、昨季終了後に6年間在籍した神戸製鋼コベルコスティーラーズを退部したCTB南橋直哉もブルースの一員になることが決まった。伏見工業高校、帝京大学出身の南橋は、元U20日本代表選手で、ジュニア・ジャパンにも選ばれたことがある。