スーパーラグビー第9節。日本代表のアマナキ・レレイ・マフィが所属するレベルズは4月14日、地元メルボルンでジャガーズと対戦し、22−25で逆転負けした。4勝3敗となったレベルズはオーストラリア・カンファレンス2位に陥落し、シドニーでレッズとのダービーマッチを制したワラターズが同カンファレンスで首位に浮上した。
日本のサンウルブズとともに2016年からスーパーラグビーに参戦して3季目となるアルゼンチンのジャガーズは、これで3勝5敗となり、混戦状態の南アフリカ・カンファレンスでプレーオフ進出への可能性を広げた。
マフィはNO8でフル出場。両チームを通じで最多のボールキャリー22回で109メートルを走り、ディフェンス突破は5回と、攻撃の中心になった。
レベルズはマフィのほかにSHウィル・ゲニアなどが活躍し、後半の序盤まで19−6とリードしていたものの、ジャガーズは2トライなどで4点差に詰め、後半34分、敵陣深くでNO8レオナルド・セナトーレのキックチャージからチャンスとなってたたみかけ、CTBバウティスタ・エスクーラが逆転トライ。
SOニコラス・サンチェスにコンバージョンキックを決められて3点を追う立場になったレベルズは、試合終了間際に敵陣22メートルライン内中央でペナルティを得ると、同点へのショットは選択せず、スクラムから逆転トライを狙いにいったが、ジャガーズはプレッシャーをかけて接点でターンオーバーし、アルゼンチンの男たちが歓喜した。