ラグビーリパブリック

2015W杯日本代表のマレ・サウがヤマハを退団、トヨタに移籍決定!

2018.04.02

新天地でチャレンジすることを決めたマレ・サウ(撮影:松本かおり)

 2015年のラグビーワールドカップで活躍した日本代表27キャップ保持者のCTB/SOマレ・サウ(30歳)が、10年間在籍したヤマハ発動機ジュビロを退団し、トヨタ自動車ヴェルブリッツに移籍することが4月2日に両チームから発表された。
 20歳で来日したサモア系ニュージーランド人のサウは、ジャパンラグビートップリーグ屈指のラインブレイカーとなり、ベストフィフティーンに2回選出。リーグ通算47トライを挙げ、100試合出場到達は目前だ。
 2013年に初めて桜のジャージーに袖を通し、2015年のワールドカップでは3試合に先発。南アフリカ代表戦でも背番号13をつけ、歴史的勝利に貢献した。
 スーパーラグビーではレベルズ(オーストラリア)とブルーズ(ニュージーランド)でプレー経験がある。
 トップリーグで7季ぶりにベスト4入りし、さらなる高みを目指すトヨタ自動車は、サウのほかに、ジェイク・ホワイト監督の母国である南アフリカから4選手を新たに獲得。元U20南ア代表であるブルズ所属のFL/NO8ジェニス・カースティン、プロ14(欧州リーグ)に参戦しているチーターズのLO/FLレニエル・ヒューゴとカール・ウェグナー、そしてSO/CTBクリントン・スワートが加入することが明らかになった。
 その一方で、9年間在籍したLO/FL/NO8の杉本晃一と、今年3月にスーパーラグビーチームのレッズ(オーストラリア)と契約したPRルアーン・スミスは退団することが決まった。
 マレ・サウを失ったヤマハ発動機には、日本代表2キャップを持つ東海大出身のCTB鹿尾貫太と、大学選手権9連覇を遂げた帝京大のCTB/WTB矢富洋則、そして中央大のBKリーダーだったCTB白井吾土矛が入団した。
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