レベルズに所属する日本代表のアマナキ・レレィ・マフィが、スーパーラグビー第3節のサンウルブズ戦に続き、第4節のブランビーズ戦でもトライを挙げ、開幕からの3連勝に貢献した。レベルズは3月9日、地元メルボルンで同じオーストラリアチームのブランビーズと対戦し、33−10で勝利。相手より3本多い5トライを挙げてボーナスポイントも獲得し、勝点を15に伸ばしてオーストラリア・カンファレンスの首位をキープした。
マフィはNO8で先発フル出場。速く前へ詰めるディフェンスで相手にプレッシャーをかけ、両チームを通じて最多となった17回の力強いボールキャリーやサポートプレーなど、始終アグレッシブだった。
レベルズが5点を追う前半29分、マフィはゴール前中央のスクラムからサイドアタックでパワフルに突進し、2人のタックラーを後退させてゴールポストカバーの根もとにボールを押さえ、トライが認められた。
ヒートアップして相手選手と小競り合うシーンもあったが、14−10で迎えた64分(後半24分)にもマフィのサイドアタックを機にCTBリース・ホッジのトライが生まれ、67分にはマフィのフリックパスでボールをもらったWTBジャック・マドックスがゴールへ駆け抜け、勝利を引き寄せた。
昨年は1勝しかできず最下位に終わったレベルズだが、大量補強と指揮官交代もあってチームは活性化し、台風の目になりつつある。