スーパーラグビー再編でチーム数削減の対象となった南アフリカのサザン・キングズは、2017−18シーズンからアイルランド、ウェールズ、スコットランド、イタリアのチームと一緒の欧州リーグ「プロ14」に参戦しているが、17戦目でついに初勝利を手にした。
資金力が乏しく、南ア代表やビッグネームがひとりもいないキングズは、開幕から16連敗を喫していたが、3月2日に地元ポートエリザベスのネルソン・マンデラ・ベイ・スタジアムでウェールズのドラゴンズ(旧名:ニューポート・グウェント・ドラゴンズ)を45−13で下し、新たな歴史をつくった。
カンファレンスBで7チーム中最下位のキングズはこれで、1勝16敗(総勝点9)となった。
同じくスーパーラグビーから除外され、キングズと一緒にプロ14に参加している南アチームのチーターズは、9勝8敗(総勝点47)でカンファレンスAの3位と健闘している。
レギュラーシーズンは残り4節。各カンファレンスの上位3チーム(計6チーム)がプレーオフに進む。