入替戦に敗れてトップチャレンジリーグへの降格が決まったNTTドコモレッドハリケーンズは、退任したダヴィー・セロン ヘッドコーチに替わる指揮官として、元ニュージーランド代表FLのマイケル・ブリューワー氏(53歳)が2018年度のヘッドコーチに就任することが決定したと発表した。
1995年のワールドカップ出場を含めオールブラックスで32キャップを重ねたブリューワー氏は、スコットランド代表のFWコーチ、フィジー代表のテクニカルディレクター、そしてプレミアシップ(イングランド最高峰リーグ)に属するセール・シャークスのヘッドコーチを務め、近年までIRANZ(インターナショナル・ラグビー・アカデミー・オブ・ニュージーランド)にて特別コーチ チーフオフィサーとして数々のコーチを輩出していた。
レッドハリケーンズのヘッドコーチとなったブリューワー氏は、「我々は、選手たちをグラウンド内だけでなく、グラウンド外でも人として成長させたいと考えています。そのためにも、よりよい環境を作り、自己意識とリーダーシップを醸成し、精神的・肉体的・技術的に成長する意欲をかきたてることと、お互いを理解し共感することが必要です。目標はトップリーグ再昇格ですが、チームの存在意義を示すことで、日本ラグビー界やサポーター、NTTドコモにどのような好影響をもたらすかが重要だと感じています」とコメントした。