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ウルグアイが2019W杯出場に王手! カナダとのプレーオフ第1戦制す

2018.01.28

情熱的なウルグアイ代表“ロス・テロス”。写真は2015年W杯時(Photo: Getty Images)

 来年秋に日本で開催されるラグビーワールドカップのアメリカ地区第2代表をかけた予選プレーオフ第1戦が、日本時間28日午前にカナダのバンクーバー(BCプレイス)でおこなわれ、南米予選から勝ち上がってきたウルグアイ代表が北米予選からの敗者復活を目指すカナダ代表を38−29で下し、2大会連続4回目の出場に王手をかけた。
 第2戦は2月3日(現地時間)にウルグアイの首都モンテビデオでおこなわれ、同プレーオフ勝者は、本大会でオーストラリア、ウェールズ、ジョージア、フィジーと同組のプールDに入る。
 ウルグアイは開始1分も経たぬ間に、FBロドリゴ・シルヴァが敵陣10メートルライン手前から突破し、タックラーを次々と振り切ってゴールへ駆け抜け先制した。
 その後、カナダに2トライを奪われるなどして10点ビハインドとなった南米の“ロス・テロス”だが、前半30分、右への展開からWTBレアンドロ・レイヴァスがタッチラン際を振り切ってゴールに持ち込み、ハーフタイム前にも敵陣深くに入るとSHサンティアゴ・アラタが中央の間隙を突いてトライを奪い、21−17と逆転して前半を終えた。
 後半先に得点したのは9大会連続9回目の出場を目指すカナダで、46分(後半6分)、ラインアウトからモールで押し込み、ペナルティトライを獲得してホームのサポーターを沸かせた。
 しかし、3点を追うウルグアイは51分、敵陣22メートルライン付近の左外でボールをもらったLOイグナシオ・ドッティが力強い走りでゴールに持ち込み、再逆転。56分にはFWのパワープレーでトライを取り切り、35−24とリードを広げた。
 カナダは71分にCTBニック・ブレヴィンズがゴール左隅に飛び込み、6点差に詰めたが、ウルグアイは75分にPGで3点を追加し、リードを守り切った。
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