現在パナソニックで活躍中のベリック・バーンズも所属していた(左端)。
(撮影/Yasu Takahashi)
紫紺のジャージーと対する黄×青のジャージーは、若いメンバーでの来日となりそうだ。
2017年度シーズンの全国大学選手権で準優勝の成績を残した明大ラグビー部は1月22日、2月、3月に国際交流マッチをおこなうと発表。2月にオーストラリアのシドニー大、3月にアメリカのイェール大と戦うことが明らかになった。
このうちシドニー大は1863年創部と長い歴史を誇り、多くのワラビーズ(豪州代表)を輩出してきた。1991年(第2回)のワールドカップを制したときのSHニック・ファージョーンズ主将や、昨秋の欧州ツアーに参加したメンバーの中ではSOバーナード・フォーリーらが同クラブに所属。現在パナソニックで活躍中のベリック・バーンズも黄×青のジャージーを着ていた。
2月に来日するメンバーは、同クラブのファーストグレードの4人が含まれる予定だ。
バックローのジャック・マッカルマンはU20オーストラリア代表に選ばれた実績を持つ選手。SHのダニエル・カラバッシーは豪州国内選手権(NRC)のグレーター・シドニー・ラムズでも活躍した。ふたりのバックロー、ハミッシュ・ダンバー、デクラン・モーアは、U20 NSW州代表に選ばれたことがある。
他にもU20フィジー代表や同NSW州代表経験者も含んだスコッドで来日しそうだ。
シドニーの各クラブが参加して争う最高峰の大会、シュートシールドで多数の優勝を重ねて来た同クラブ。今回の来日は、築いてきた歴史や、蓄えてきたラグビーリソースを日本へ紹介するとともに、日本ラグビーとの結びつきを深める目的もある。
来日中に3試合を戦う予定で、2月11日に明治大学(13時/明大・八幡山)と戦い、2月14日にU20日本代表候補戦、2月17日にオール明治大学戦(13時/江戸川区陸上競技場)をおこなう。
明大OBのキヤノン城 彰はシドニー大クラブへの留学経験あり。
オール明治大学での出場あるか。(撮影/Yasu Takahashi)