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京産大ファカイに2試合出場停止処分 大学選手権準々決勝・明大戦は出場不可

2017.12.22
 日本ラグビー協会は12月22日、第54回全国大学ラグビー選手権大会の3回戦で相手選手にパンチングをしてレッドカードを出されていた京都産業大のNO8フェインガ・ファカイに対し、公式戦2試合の出場停止処分が決まったと発表した。
 同選手は、12月16日に大阪・キンチョウスタジアムでおこなわれた法政大戦の前半37分に法政大選手の頭部を拳で殴打したとされ、この行為に対し、日本ラグビー協会の規律委員会はワールドラグビー「競技に関する規定」の第17条「不正なプレーに対する制裁」に基づいて協議し、処分を決定した。
 京都産業大は法政大に55−31で勝ち、準々決勝進出を決めたが、今年はU20日本代表としても活躍したチームのキーマンであるファカイは、23日にキンチョウスタジアムでおこなわれる明治大戦には出場できない。1月2日の準決勝も処分の対象となる(京都産業大が準々決勝で敗退した場合は、その後の最初の公式戦まで、本制裁は適用される)。