ラグビーリパブリック

トップチャレンジリーグは早くも4強4弱に 釜石など来季昇格の道断たれる

2017.10.16

三菱重工相模原のトーマス優デーリックデニイにタックルする中国電力の畑中啓吾(撮影:Hiroaki. UENO)

 ジャパンラグビートップリーグ昇格を目指す8チームが熱闘を繰り広げている「トップチャレンジリーグ」は、週末に第5節の3試合がおこなわれ、Honda HEAT、九州電力キューデンヴォルテクス、そして三菱重工相模原ダイナボアーズが開幕から4連勝となった。
 1年でのトップリーグ復帰を目指すHondaは、14日にホームで中部電力と対戦し、23トライを奪い155−0と圧倒。同日、同じく地元で試合をおこなった九州電力は、キュウシュウリーグでしのぎを削ってきたマツダブルーズーマーズに31−20で競り勝った。
 15日にコカ・コーラウエスト広島スタジアムで中国電力レッドレグリオンズとぶつかった三菱重工相模原は、序盤にモールで反則を犯し相手にペナルティトライを与えたが、失点はそのときだけで、攻めてはセットピースなどから8トライを重ね、48−7で制した。
 試合がなかった日野自動車レッドドルフィンズも4勝0敗であり、ファーストステージ中盤で、早くも上位4チームと下位4チームが分かれた。
 中部電力、マツダ、中国電力、そして釜石シーウェイブスRFCは0勝4敗となっており、ファーストステージ残り3試合をボーナスポイント付きで全勝しても現在勝点18で4位の九州電力を上回ることはできず、セカンドステージは5位〜8位を争うBグループに進むことが決定。そのため、この下位4チームは今季のチャレンジでトップリーグ昇格の可能性はなくなった。
【トップチャレンジリーグ 1stステージ星取表】
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