シドニーで躍動していた土佐誠。イーストウッド×サザンディストリクツから。
(撮影/YASU TAKAHASHI)
昨季までNECグリーンロケッツFWの中核だったふたりが、トップリーグ昇格を目指すチームのニューパワーとなる。
8月31日、三菱重工相模原ダイナボアーズがNO8土佐誠(31歳)、LO小野寺優太(27歳)の加入を発表した。
昨季終了後にNECを退団したふたりは、ともに海外で楕円球を追っていた。
豪州に渡りシドニーの強豪クラブ、イーストウッドでプレーしていた土佐は、当初ファーストグレードでリザーブから出場することが多かったものの、シーズン中盤以降はセカンドグレードで先発出場することが多くなっていた。
同グレードが好調であったこともあり(レギュラーシーズンを首位で終了)、おもにそこが活躍の場に。チームはセカンドグレードのプレーオフ決勝まで進み、土佐も同ゲームに出場した(14-51)。ダイナボアーズ加入にあたり、「自分のキャリアをこのチームに還元して、トップリーグ昇格に貢献できるよう頑張ります」とコメントを出した。
小野寺はニュージーランドに渡り、ベイ・オブ・プレンティ地区の『Greerton Marist』に所属していた。「トップリーグに昇格するために一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします」との意気込みだ。
今季から始まるトップチャレンジリーグを戦いの舞台としている三菱重工相模原の初戦は9月10日。釜石市球技場で釜石シーウェイブスと戦う。