キヤノンイーグルスが約2週間後に開幕するジャパンラグビートップリーグ2017-18シーズンへ向け、頼もしい戦力となりそうな南アフリカ出身選手2人の入団を発表した。今年のスーパーラグビーで準々決勝に進んだシャークスの中心メンバー、FL/NO8フィリップ・ヴァンダーウォルトとWTBルワジ・ンヴォヴォがイーグルスの一員となる。
31歳のンヴォヴォは南アフリカ代表として17キャップを持つパワフルランナーで、2015年のワールドカップにも出場し、日本代表戦で11番をつけていた選手。
「日本でプレーすることは、私が長年願っていたことでした。その願いがキヤノンイーグルスでかなうことにエキサイティングな気持ちでいます。サポーターが誇りに思える成功に向かいチームが戦っていくなかで、自分の役割を果たすことを心待ちにしています。また、日本に住み、新しい友人に出会い、日本の文化を学ぶことができるこの機会に対してもエキサイティングな気持ちでいます」
ヴァンダーウォルトは南ア代表経験はないが、今年のスーパーラグビーでは全18チームのなかで最多となる170回のタックルを放つなど、ハードワークぶりに定評がある。リーダーシップも高く、新しいチームメイトの信頼を集めるのに時間はかからないだろう。
イーグルスのバックローに厚みを増す身長195センチ、体重109キロの28歳は、「キヤノンのチームの一員になれて、とても嬉しく思います。また、イーグルスの選手として試合に出ることをとても楽しみにしています。イーグルスで活躍して、チームの成績に大きな貢献ができることを願っています。サポーターの皆さん、会場でお会いしましょう!」とコメントした。
キヤノンイーグルスは8月18日のトップリーグ開幕節で前年度王者のサントリーサンゴリアスと対戦する。
ストーマーズのニザム・カーにタックルするフィリップ・ヴァンダーウォルト(Photo: Getty Images)