スーパーラグビーのメルボルン・レベルズは19日、クラブの納会を開き、今季全15試合に先発出場し奮闘したNO8アマナキ・レレィ・マフィが2017年のレベルズ最優秀選手賞(Rebels Players’ Player Award)に選ばれた。
NTTコミュニケーションズに籍を置く27歳の日本代表選手でもあるマフィは、今年、レベルズに新加入してスーパーラグビー初挑戦。チームは1勝1分け13敗で最下位に終わったものの、マフィは南半球のトッププレーヤーたちがひしめくなかで、ボールキャリー数2位(196回)、走った総距離は9位(990メートル)、オフロードパスの数は7位タイ(24回)、タックル数は5位(145回)と、攻守にわたって活躍し、SANZAAR(スーパーラグビー運営組織)が選ぶチーム・オブ・ザ・ウィーク(週間ベストフィフティーン)には3回選出された。彼のパワフルなラインブレイクは多くのチャンスを作り、自身も、5月21日のワラターズ戦で初トライを挙げていた。
フォーマット再編に伴って参加チームが削減されるスーパーラグビーにおいて、レベルズはカット候補であり、来季も同大会に参加できるかどうかはまだ決まっていないが、地元では、マフィはレベルズと再契約するだろうと見られている。