ジャパンラグビートップリーグの豊田自動織機シャトルズは17日、2017年度の新加入選手(追加)として、スーパーラグビーの経験豊富なレッズ(オーストラリア)のLOケイデン・ネヴィルとブルズ(南アフリカ)SOフランソワ・ブランマーの獲得を発表した。
身長202センチ、体重123キロの28歳であるネヴィルは、かつてボート競技でユースオリンピックのオーストラリア代表になったことがあり、フィジカルの強さが頼もしい。15人制のラグビーを本格的に始めたのは2009年からだが、スーパーラグビーデビューを果たした2012年と2014年にワラビーズ(ラグビーオーストラリア代表)のトレーニングスコッドに選ばれるなど、運動能力が高い。レベルズとレッズでプレーし、スーパーラグビー通算63試合出場の経験を持つ。
同じく28歳のブランマーは優れたゴールキッカーであり、かつて南ア国内最高峰大会のカリーカップで得点王を争ったことがある。別の大会では、試合開始から約20秒でドロップゴールを決め、注目を集めた。スーパーラグビーはブルズとチーターズでプレー。元U20南ア代表のスターであり、昨年は南アA代表に選出された。
トップリーグは8月18日開幕。豊田自動織機は大阪・ヤンマースタジアム長居で近鉄ライナーズと対戦する。
安定したキッカーであるブランマー(Photo: Getty Images)