ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリア、アルゼンチン、そして日本から、計18チームが参加して熱戦が繰り広げられてきた2017年の「スーパーラグビー」は、7月15日までにレギュラーシーズンの全日程が終了し、上位8チームによるプレーオフ準々決勝の組み合わせが決まった。
1位通過は南アのライオンズ。開幕から連勝街道を走ってきたクルセイダーズが最後、同じニュージーランド勢のハリケーンズに黒星をつけられ14勝1敗(勝点63)でフィニッシュし、大トリでシャークスと南アダービーをおこなったライオンズが27−10で勝って14勝1敗(勝点65)としたため、逆転でトップシードを獲得した。
4つに分かれたカンファレンスの各1位が上位シードとなるため、ライオンズ(アフリカ2)、クルセイダーズ(ニュージーランド)に次いで、ストーマーズ(アフリカ1)とブランビーズ(オーストラリア)も準々決勝はホームで戦うことができる。そして勝点順に、総合5位がハリケーンズ、6位チーフス、7位ハイランダーズ、8位シャークスとなった。
準々決勝の対戦カードは以下のとおり。
【7月21日(金)】
・18:45 ブランビーズ(豪州) vs. ハリケーンズ(NZ) @GIOスタジアム〔キャンベラ〕
【7月22日(土)】
・16:35 クルセイダーズ(NZ) vs. ハイランダーズ(NZ) @AMIスタジアム〔クライストチャーチ〕
・21:30 ライオンズ(南ア) vs. シャークス(南ア) @エミレーツエアラインパーク〔ジョハネスバーグ〕
【7月23日(日)】
・0:00 ストーマーズ(南ア) vs. チーフス(NZ) @DHLニューランズ〔ケープタウン〕
※ キックオフは日本時間
NZ1位のクルセイダーズに昨季王者ハリケーンズが黒星をつけ、優勝争いは混沌(Photo: Getty Images)
豪州勢で唯一プレーオフに臨むブランビーズ。欧州へ移籍するスコット・ファーディーにとって最後の大仕事
(Photo: Getty Images)