三菱重工相模原ダイナボアーズのメンバーと子どもたち。
左からPR阿部裕太、FB阿久田健策、PR佐々木駿、CTB安井慎太郎、FL堀越健介
6月18日(日)、東京都調布市の駅前広場で同市初のラグビーイベントとなる、第1回「調布まちなかラグビー」が開催された。これは、6月24日の日本代表×アイルランド代表戦、ラグビーワールドカップ2019日本大会、2020年東京オリンピック(7人制ラグビー競技)などの機運醸成と競技普及を目的としたイベント。当日は天候に恵まれ、小さな子どもたちから高齢の方まで、延べ400名を超える参加者で賑わった。
今回体験できた「まちなかラグビー」は、20メートル×8メートルのフィールドでラグビーボールを使用し、3人対3人で対戦するもの。ただ、相手の動きを止めるのはタックルではなくタッチで、安全かつ簡単なルールもあり、子どもはもちろん、ラグビー未経験者の大人でも参加できるラグビーゲームだ。
協賛の調布清掃をはじめとする地元企業の協力や、大正製薬やサントリーからも協賛を受け、また、東京ガスラグビー部、三菱重工相模原ラグビー部の現役プレーヤーの運営協力もあり、活気のあるイベントに。楕円球に初めて触れ、笑顔で駅前を駆け抜ける子供たちの表情が印象的だった。
また、カンタベリーブースを含むケータリングカーの出店、調布国際音楽祭2017ウェルカムコンサートもイベントを盛り上げてくれた。調布市の職員も総出で運営に当たり、ラグビーを通じた地域活性化の第一歩になったはず。6月24日には日本代表×アイルランド代表の第2戦が味の素スタジアムで開催されることもあり、「ラグビーを知らなかった人たちが少しでもラグビーに興味持ってくれて、スタジアムに足を運んでくれたらうれしい」と関係者の方は口をそろえた。第2回以降も開催予定で、2019年ラグビーワールドカップ開幕戦の舞台・調布市のラグビーへの取り組みから今後も目が離せない。
なお、6月24日の日本代表×アイルランド代表戦当日は、午前11時から18時まで、味の素スタジアム西競技場にて、東京ラグビーファンゾーン2017(参加無料)、7月1日には午前10時〜16時まで、府中・調布・三鷹ラグビーフェスティバル2017が同じく味の素スタジアム西競技場にてそれぞれ開催される予定。
初めてボールに触れて、走った人も多かった