ラグビーリパブリック

チーターズ戦に谷田部などが先発。サンウルブズ立川主将「絶対に勝ちたい」

2017.05.25

怪我から復活し、先週、今季スーパーラグビー初出場となった立川理道(Photo: Getty Images)

 今季スーパーラグビーで2勝目を目指すサンウルブズは、6月のウインドウマンス(インターナショナルマッチ期間)で大会が中断する前の最後の試合を、今週土曜日に東京・秩父宮ラグビー場でおこなう。相手は2勝10敗と苦戦が続いている南アフリカのチーターズだ。
 サンウルブズは先週、シンガポールでシャークス(南アフリカ)と対戦し、後半30分頃まで競っていたが、そこから自分たちのミスもあって3連続トライを奪われ白星を逃した。
「勝ちきれない試合がこのシーズン多かったので、その部分の修正は今週の準備でできたと思います」と語るのはキャプテンのCTB立川理道。3月に敵地で戦ったチーターズ戦は31−38で敗れており、僅差の試合でも絶対に落とさないようにチーム一丸となって戦いたいと言う。「東京では昼間の気温が高い時間帯での試合になりますが、チーターズはニュージーランド遠征からの帰りで日本よりも寒い地域から来るので、暑さに慣れているという部分ではサンウルブズにアドバンテージをもたらすと思います。また、ホームでの試合ということでファンの方々の声援も後押しになると思います。絶対に勝ちたい」。
 フィロ・ティアティア ヘッドコーチは前節から先発メンバーを7人替え、シャークス戦で負傷したHO堀江翔太に代わって背番号2は庭井祐輔がつける。同じくコンディション調整から戻ってきたCTBデレック・カーペンターもスターターとなり、再招集されて25日から練習に参加したLO谷田部洸太郎も先発チャンスをもらった。
 谷田部は「相手はどのチームであれ、ホームでプレーできるという楽しみもありますし、そこで勝たなければいけないという責任も感じています。80分通して常にスイッチオンの状態で、プレーしたいです」と意気込む。
 そして指揮官は、「チーターズがどう挑んでくるかはわかっているつもりです。モールも組んでくるでしょうし、いいセットピースを用意してくると思います。彼らは我々にどんどんプレッシャーをかけてくると思います」と分析し、リフレッシュしたメンバーも加わるサンウルブズについては、「選手もモチベーションをしっかり持ってきてくれるので、誇りをもってプレーしてくれると思います」とコメントした。
<サンウルブズ(第14節・チーターズ戦) 試合登録メンバー>
1.稲垣啓太  2.庭井祐輔  3.浅原拓真  4.谷田部洸太郎  5.サム・ワイクス  6.マルジーン・イラウア  7.松橋周平  8.ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ  9.田中史朗  10.田村優  11.江見翔太  12.立川理道(主将)  13.デレック・カーペンター  14.中鶴隆彰  15.松島幸太朗
〔リザーブ〕
16.日野剛志  17.山本幸輝  18.山路泰生  19.大野均  20.金正奎  21.内田啓介  22.小倉順平  23.ウィリアム・トゥポウ
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