リオ五輪後、ダミアン・カラウナ新ヘッドコーチが率いる新体制となり、多くのニューフェイスに経験を積ませながらワールドラグビーセブンズリーズを戦ってきた男子セブンズ日本代表だが、コアチーム(同シリーズにフル参戦できる15チーム)のなかで2016-2017シーズンの最下位が確定し、降格が決まった。
5月20日に今季最終ランドのロンドン大会が開幕し、日本は、強豪がそろったプールCで2位以上になり今大会でベスト8以上の成績を収めることが逆転残留への最低条件だったが、第1戦でニュージーランドに7−33で敗れ、次のフィジー戦はミスを連発して5−61と完敗。プールステージ最後のカナダ戦は、新星のシオシファ・リサラ(花園大4年)がフィジー戦に続いて快足を飛ばしトゥイッケナムの観客をどよめかせたが、14−28で3連敗となり、ベスト8入りはならなかった。
プールCで最下位となった日本は21日、下位トーナメントのチャレンジトロフィー戦に臨む。今季ワールドラグビーセブンズリーズでプレーする最後の日であり、ベストパフォーマンスで締めくくりたい。