トップリーグ連覇を狙うサントリーサンゴリアスは15日、かねて噂があったオーストラリア代表CTBマット・ギタウ(34歳)の2017年度加入を公式に発表した。
ワールドカップ3大会(2003、2007、2015)出場を含め、テストキャップ103を誇る世界的スター。創造性豊かなプレーメーカーで、ラグビー界屈指の高年俸選手といわれるギタウは、ブランビーズ、フォース、そして再びブランビーズを経て、2011年からフランスのトゥーロンで活躍中。スーパーラグビー優勝2回、ヨーロピアンチャンピオンズカップ(ハイネケンカップ時代を含む)3連覇と2013−2014シーズンのトップ14(フランス国内最高峰リーグ)制覇に大きく貢献してきた。今年4月からはトゥーロンでバックスコーチも兼任するなど、経験豊富だ。
「今シーズンよりサントリーサンゴリアスの一員になることをとても楽しみにしています。歴史があり、成功しているチームであるサンゴリアスとともにその新たな歴史と成功を築けることを願っています」とギタウ。サントリーにはブランビーズとオーストラリア代表でチームメイトだったFLジョージ・スミスがおり、「親交のある友人にジョージ・スミス、ジョージ・グレーガン(かつてサントリーでプレーした元オーストリア代表主将)などがいますが、彼らがいるおかげでサンゴリアスにはとても親近感を持っていました。また彼らがチームについて話すとき、とても愛着を持っていて、それを見てサンゴリアスでプレーすることに迷いが無くなりました。私と家族は日本で新たな挑戦をすることは今だと感じており、そしてこのクラブこそがそれにふさわしいチームだと考えています。私も家族も未来への挑戦をとても楽しみにしています」とコメントした。
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