韓国男子セブンズ代表候補に金淳志（サムライセブン所属、朝鮮大出身）選出

　韓国から今年も嬉しい報せが届いた。

　男子セブンズ韓国代表候補に、サムライセブン所属で主将を務める在日選手の金淳志（きん すんじ）が選ばれた。3月3日に韓国で実施された代表選抜戦に応募し、挑戦した。

　金は1990年12月生まれの26歳（175センチ、87キロ）。大阪朝鮮高を2009年卒業、朝鮮大へ進んだ（2013年卒業）。そして、2014年3月に日本初の7人制ラグビー専門チームとして誕生したサムライセブン（元日本代表の吉田義人氏が代表を務める）に加入した。朝鮮大出身で韓国代表候補（15人制含む）に選ばれたのは初めてだ。

　金は「正代表になって貢献したい」と関係者に話している。

　現在、候補19人は韓国軍体育部隊（尚武）で正代表選抜の練習をおこなっている。

　セブンズ韓国代表は4月7日開幕の「HSBC ワールドラグビーセブンズシリーズ 2016-2017　第7戦・香港大会」に招待されている。プールAに入り、初戦はイングランドと対戦。ほかには、オーストラリア、サモアとも同組で競う。

　昨年は15人制韓国代表に在日選手3名が選ばれており、大韓ラグビー協会に

在日選手の代表への意識の高さが評価されていた。