ワールドラグビーセブンズシリーズ(男子)の今季第5ラウンド、アメリカ・ラスベガス大会が日本時間の4日に開幕し、日本は初日のプール戦を0勝2敗で終えた。
オープニングゲームでリオ五輪金メダルチームのフィジーと対戦した日本は、0−41と完敗。なかなかボールをキープできず、プレッシャーをかけられエラーを多発し、スピード、パワーで圧倒され7トライを奪われた。
続くオーストラリア戦は競ったものの、12−19で惜敗した。
キックオフでボールを確保した日本は自陣から強気のランと継続でテンポよく攻め、本村直樹(ホンダ)のワールドシリーズ初トライで先制。初戦のフィジー戦とは違ってアグレッシブだったが、2分過ぎにラックでターンオーバーされてカウンターアタックを許し、数分後にもオリンピアンの副島亀里ララボウ ラティアナラ(コカ・コーラ)が力走したもののブレイクダウンでボールを奪い返され瞬く間にピンチとなり、自陣深くで反則を犯し、失点した。
7−12で迎えた後半の立ち上がりも良かった日本だが、スコアにはつながらず、3分にオーストラリアがゴールラインを割ってリードを拡大。それでも日本は、最後のチームアタックを加納遼大(明治安田生命)がトライで締めくくり、明日の戦いにつなげた。
大会2日目(日本時間5日)は、同じプールDのスコットランドと対戦したあと、順位決定トーナメントに臨む。