ラグビーリパブリック

プレミアムフライデーに乾杯! サンゴリアス戦士が日本橋三越本店に登場。

2017.02.25

左からPR須藤元樹、畠山健介、LO篠塚公史。(撮影/松本かおり)

 わあ、おっきい。日本橋三越本店本館地下1階にそんな声が響いた。
 月末の金曜日に明るいうちに街に出よう! 職場を出て、家族や仲間と楽しい時間を。経済産業省が国民の労働スタイル改革と経済効果を狙って設定した「プレミアムフライデー」が2月24日、いよいよ始まった。
 冒頭のような声が買い物客から出たのは、日本橋三越本店で催されたサントリーの「プレミアムフライデー」イベントにサンゴリアスの選手たちが現われたときだった。LO篠塚公史、PR畠山健介、須藤元樹の3人が参加し、自社製品の「ザ・プレミアム・モルツ」を手に、トークと乾杯の音頭で場を盛り上げた。
「午後の有意義な時間に集まってもらい、ありがとうございます。今季はトップリーグと日本選手権の2冠を達成できました。来年も皆さんと一緒においしいお酒を飲みたいと思います」
 そう挨拶した畠山に続き、乾杯の音頭を担当したのは須藤だ。
「はい。姿勢を正してください」
 そう言って場を和ませたルーキーPRは、「ご唱和ください」の声に続けて、同ラグビー部の伝統的乾杯の発声で盛り上げた。
「スコール!」(デンマーク語)
 そこにいる人たちは皆、早い時間にビールを味わう幸福感に浸った。
 2016年限りで現役を引退した篠塚はこの日、背番号4で登場した。
「(2015年度から新デザインとなった)このジャージーで4番を着たのは初めてです。最初で最後になりました。4番のジャージーは特別です。どんな場所でも、着たら気持ちが引き締まる」
 そんな言葉でチームとポジションへの愛着を口にし、言葉を続けた。
「ワールドカップまであと2年しかない。(このようなイベントを通して)ラグビーに興味のない人たちにもっと知ってもらうことも必要だと思います」
 社業でスーパーの店頭に立つこともあるというベテランは誠実な人柄でそう語り、「しばらくのんびりしたら、母校(埼工大深谷=現・正智深谷、法大)のサポートができたらいいですね。後輩たちが花園に行ったり、大学選手権のベストスト4に入れたら嬉しいので」と話した。
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