日本ラグビー協会は24日、「HSBC ワールドラグビーセブンズシリーズ 2016−2017」の第5ラウンド・ラスベガス大会(アメリカ/3月3〜5日)と第6ラウンド・バンクーバー大会(カナダ/3月11〜12日)に臨む男子セブンズ日本代表の遠征メンバーを発表し、リオオリンピックの4強入りに貢献した副島亀里ララボウ ラティアナラ(コカ・コーラ)と合谷和弘(クボタ)のセブンズ代表復帰が明らかとなった。
2016−17シーズンは12月2日にキックオフとなり、シリーズ前半ラウンドはトップリーガーの参加が難しく苦戦したダミアン・カラウナ新体制のジャパンだったが、経験を重ねた若いチームに2月上旬のシドニー大会(オーストラリア)からリオ五輪メンバーの坂井克行(豊田自動織機)が加わり、19戦目で初勝利を挙げていた。北米ツアーには3人のオリンピアンのほかに、ベテランの橋野皓介(キヤノン)も加わり、巻き返しが期待される。
今季セブンズシリーズは全10ラウンドが予定されており、4大会を終えて日本はまだ8ポイントしか獲得していない。コアチーム(全15チーム)中、シーズン総合成績が最下位になったチームは降格となって来季のセブンズシリーズにはフル参戦できなくなるため、今後の6大会は結果が求められる。
<ワールドラグビーセブンズシリーズ 北米遠征メンバー>
大石力也(NEC)、小澤大(トヨタ自動車)、加納遼大(明治安田生命)、合谷和弘(クボタ)、坂井克行(豊田自動織機)、パトリック・ステイリン(日本IBM)、副島亀里ララボウ ラティアナラ(コカ・コーラ)、 ダラス・タタナ(釜石シーウェイブス)、中野将宏(九州共立大3年)、橋野皓介(キヤノン)、韓尊文(流通経済大2年)、本村直樹(ホンダ)、矢富洋則(帝京大3年)