ジャパンラグビートップリーグチームの東芝ブレイブルーパスが24日、2016年度をもって勇退する選手・スタッフ、ならびに2017年度の新加入選手・スタッフを発表した。
13年間在籍し、トップリーグ優勝5回、日本選手権制覇2回に貢献したSH吉田朋生(35歳)がジャージーを脱いだ。吉田朋生は日本代表でも活躍し、2007年と2011年のワールドカップでもプレーしたブレイブブロッサムでもあった。
そして、10年間在籍した元U23日本代表のSO吉田良平(32歳)、6年間在籍した元日本A代表のLO中田英里(28歳)と、男子7人制日本代表として2013年のワールドカップ・セブンズでプレーした夏井大輔(28歳)もチームを去ることとなった。
そして、選手として13年間在籍した元日本代表のLO/FL望月雄太(35歳)は現役を引退し、採用・普及担当スタッフとしてこれからもブレイブルーパスに携わっていく。
また、冨岡鉄平ヘッドコーチが退任して瀬川智広・男子セブンズ日本代表前ヘッドコーチが新監督に就任することは1月に発表されていたが、中居智昭FWコーチと三井大祐BKコーチの勇退も決定。新しいBKコーチには、東芝と日本代表でキャプテンを務め、2015年度をもって引退していた廣瀬俊朗が就任する。
24日に発表された新加入選手は2人で、天理大SHとして関西大学Aリーグ制覇と全国大学選手権4強入りを遂げた藤原恵太(22歳)がブレイブルーパスの一員となる。また、鹿児島大の主将を務め、セブンズ日本代表としても注目を集めるSO中尾隼太(22歳)も東芝入りが決まった。
天理大の9番として大学選手権準決勝でプレーした藤原恵太(撮影:松本かおり)