ラグビーリパブリック

五郎丸はトゥーロンで参戦! ブリスベン・グローバル・テンズいよいよ開幕。

2017.02.11

優勝トロフィーを前にトゥーロンのミュラー(左)、オコナーと一緒に写真に納まる五郎丸(撮影:早浪章弘)

 2月11日から2日間にわたってオーストラリアのブリスベンで開催されるラグビー10人制大会「ブリスベン・グローバル・テンズ」。オーストラリア、ニュージーランドのスーパーラグビーチームとフランスのトゥーロン、日本のパナソニックワイルドナイツなど世界のトップクラブ14チームが優勝を争う。
 大会前日の10日、ブリスベン市内のサウスバンクで全チームの選手とファンが参加した「ラグビー・ヘブン・ファンゾーン」が開催された。サウスバンクはブリスベン市内を流れるブリスベン川沿いにある人気の観光スポット。全チームの選手が一堂に会し抱負を述べた後は、ファンとの写真撮影やサイン会なども行われた。
 昨季、地元レッズでプレーした五郎丸歩は今回、トゥーロンの一員としてブリスベンに戻ってきた。ヨーロッパから唯一の参加とあって、移動は丸1日以上。トゥーロンからパリまで電車で4〜5時間。そこからドバイで乗り換えて7日に現地入りした。10人制のラグビーがあることは今回初めて知ったが、実際に練習してみて「相当ハードですね」と気を引き締める。「いろんな国からチームが参加している中にパナソニックがいて、僕もトゥーロンで参加する。日本人選手の活躍を応援してもらえれば。大会の雰囲気とか、日本では味わえないものだと思う」。昨シーズンはホームグラウンドとして戦ったサンコープスタジアムで、久しぶりの雄姿を見せたい。
 市内には至るところに大会を告知するフラッグが見られ、中心部にあるシティホールには参加全チームの旗が。一番の繁華街クイーンズ・モールの歩道にも参加選手の看板があちこちに飾られて大会を盛り上げていた。
 注目のキックオフは11日12時(日本時間午前11時)。
<ブリスベン・グローバル・テンズ 組み分け>
[プールA] レベルズ(豪州)、チーフス(NZ)、パナソニックワイルドナイツ(日本)、ワラターズ(豪州)
[プールB] レッズ(豪州)、クルセイダーズ(NZ)、ブルーズ(NZ)、マヌー・サモア
[プールC] ブランビーズ(豪州)、ハイランダーズ(NZ)、ブルー・ブルズ(南アフリカ)
[プールD] フォース(豪州)、ハリケーンズ(NZ)、トゥーロン(フランス)
※ 総当たりのリーグ戦方式、プールC、Dのチームは違う組の1チームとも対戦。各組上位2チームがノックアウト方式の決勝トーナメントに進む。日本との時差はプラス1時間。
※ 一部の試合はJ SPORTSで放映。
◆2月11日の主な試合予定(時刻は現地時間)
12:28 パナソニックワイルドナイツ vs ワラターズ
15:33 レベルズ vs パナソニックワイルドナイツ
17:01 ブランビーズ vs トゥーロン
19:56 フォース vs トゥーロン
(文:森本優子)

シティホールに飾られた参加チームの旗(撮影:早浪章弘)

市庁舎前広場の車止めも大会仕様に(撮影:早浪章弘)
ブリスベン・グローバル・テンズ公式ウェブサイト
カンタス航空公式ウェブサイト
カンタス航空の特長
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