ワールドラグビーセブンズシリーズ2016−2017(男子)の第3ラウンドが28日、ニュージーランドのウェリントンで開幕し、ダミアン・カラウナ ヘッドコーチが率いる男子セブンズ日本代表はプールBで3連敗を喫して、29日は9位以下のチームによるチャレンジトロフィー戦へ進むこととなった。
初戦は、今季第1ラウンドのドバイ大会を制している南アフリカに、0−33と完敗。立ち上がりから激しくプレッシャーを掛けに行った日本だったが、ワールドラグビー年間最優秀セブンズ選手賞に輝いたことがあるヴェルナー・コックやシアベロ・セナトラなど、経験豊富なブリッツボッカ(セブンズ南ア代表)につながれ、ボールをもぎ取られ、スピードでも圧倒された。
第2戦は、リオ五輪の金メダル獲得に続いてシーズン総合3連覇を狙うフィジーに翻弄され、0−56と大敗。
初日最後のオーストラリア戦も序盤から相手に主導権を握られ追う展開となり、後半に松岡久善(東芝)がワールドセブンズシリーズで自身初トライを挙げ、キャプテンの鶴ヶ?好昭(パナソニック)も5点を奪い返したが、12−33で敗れた。
日本はチャレンジトロフィーの準々決勝でアメリカと対戦する。