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負傷のマヌー・トゥイランギ、欧州6か国対抗とライオンズツアー不参加へ

2017.01.05

近年は相次ぐ負傷に苦しんでいるマヌー・トゥイランギ(Photo: Getty Images)

 プレミアシップのレスター・タイガースは4日、所属するイングランド代表CTBのマヌー・トゥイランギがひざの負傷により、今シーズン中の復帰は難しい状況であることを明らかにした。
 25歳のトゥイランギは今季、太ももの付け根部分を痛めて2か月離脱し、11月下旬に戦列復帰したばかりだったが、新年の元日におこなわれたサラセンズ戦でタックルを受けた際に右ひざの前十字靭帯を損傷。レスターによれば、手術を受ける予定で、回復までには少なくとも6か月はかかると見られている。
 イングランド代表のエディー・ジョーンズ ヘッドコーチはかつて、サモア出身のこのパワフルなラインブレイカーについて、オールブラックス(ニュージーランド代表)の偉大なCTBマア・ノヌーに肩を並べる世界最高峰のミッドフィールダーになれる素質があると語ったことがあるが、イングランド代表26キャップを持つトゥイランギは2月4日から3月18日にかけて開催されるシックスネーションズ(欧州6か国対抗戦)の参加は絶望的となった。
 また、6月にニュージーランドへ遠征するブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ(イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドのトップ選手を招集して4年に一度結成されるチーム)にも選出されない可能性が高くなった。
 そのほか、フランス代表の1番を着るようになったPRジェファーソン・ポワロ(24歳)も、所属するボルドーの練習中に右ふくらはぎの肉離れを起こし、3か月の離脱が予想されシックスネーションズは欠場となる。
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