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ブリスベン10人制大会にスター多数参加へ 重傷克服のミルナースカッダーも

2016.12.23

昨年のワールドカップで大活躍したNZのネヘ・ミルナースカッダー(Photo: Getty Images)

 パナソニックワイルドナイツも参戦することで注目されている『ブリスベン・グローバル・テンズ』(2017年2月11、12日/豪州ブリスベン・サンコープスタジアム)に、スター選手が次々と参加を表明している。最近では、オールブラックスの2015年ワールドカップ優勝に大きく貢献し、ワールドラグビー年間最優秀新人賞にも輝いたWTB/FBネヘ・ミルナースカッダーも、出場計画を立てていることが明らかになった。
 ハリケーンズに所属するミルナースカッダーは、今年3月のブルーズ戦(スーパーラグビー)で左肩を脱臼し、手術を受け、それ以来9か月以上公式戦ではプレーしていない。来季スーパーラグビーの開幕戦となる2月25日のサンウルブズ戦(東京・秩父宮ラグビー場)を見据えており、15人制よりもスペースが多い10人制で走りの感覚を取り戻していく。
 ミルナースカッダーは地元メディアの『NZヘラルド』紙に対し、「リハビリはうまくいき、プレシーズン中のここ数週間はチームメイトと一緒にトレーニングを楽しんでました。フィールドに復帰するのが待ちきれない。ブリスベン・グローバル・テンズは自分自身をテストすることができる絶好の機会です。トゥーロン(フランス)やサモアなど、スーパーラグビーの強豪以外にも国際的なチームが参加するこの大会は、とてもユニークだし、楽しみです」と語っている。
 ミルナースカッダー以外のスター選手では、ラグビーリーグ(13人制)から転向してきたばかりのマリカ・コロインベテ(レベルズ)や、東芝でのシーズンが終わったあとチーフスに復帰するリアム・メッサム、オールブラックスのイズラエル・ダグ(クルセイダーズ)、ジェローム・カイノ(ブルーズ)、ダミアン・マッケンジー(チーフス)、オーストラリア代表のイズラエル・フォラウ(ワラターズ)、サム・ケレヴィ(レッズ)なども参加する予定。
<ブリスベン・グローバル・テンズ>
【プールA】 チーフス(NZ)、レベルズ(豪州)、ワラターズ(豪州)、パナソニック(日本)
【プールB】 ブルーズ(NZ)、クルセイダーズ(NZ)、レッズ(豪州)、サモア
【プールC】 ブルーブルズ(南アフリカ)、ブランビーズ(豪州)、ハイランダーズ(NZ)
【プールD】 ハリケーンズ(NZ)、トゥーロン(フランス)、フォース(豪州)
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