スーパーラグビーチームのサンウルブズを運営するジャパンエスアールは13日、2017シーズンのアシスタントコーチを、田邉淳氏(アタックコーチ)、ベン・ヘリング氏(ディフェンスコーチ)、長谷川慎氏(スクラムコーチ)に決定したと発表した。
元日本代表FBである田邉氏は、トップリーグ3連覇を果たしたパナソニックワイルドナイツのBKコーチであり、昨季もサンウルブズのコーチングスタッフに加わりフィロ・ティアティア新ヘッドコーチ(昨季アシスタントコーチ)と一緒にチームを作ってきた人物。スーパーラグビー初の日本人アシスタントコーチとして、バックス/スキルコーチを担当していた。
ヘリング氏はニュージーランド出身で、今秋から日本代表のディフェンスコーチに就任。プレミアシップ(イングランド)のレスター・タイガースや、NECグリーンロケッツ、カナダ代表(15人制・7人制)などで指導歴があり、2015年にスーパーラグビー優勝を果たしたハイランダーズ(ニュージーランド)ではリソースコーチを務めていた。
日本代表PRとして40キャップを持つ長谷川氏は、選手時代に培ったノウハウをもとにスクラム指導に定評があり、現在はヤマハ発動機ジュビロのFWコーチとして活躍中。チームはトップリーグで最強級のスクラムを武器に連勝を続け首位を走っている。日本代表のジェイミー・ジョセフHCからも高く評価され、11月にはジャパンのスクラムコーチを務めた。