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女子NZがドバイでリベンジ! リオ五輪金メダルの宿敵・豪州を下す

2016.12.03

女子セブンズNZ代表、喜びの舞(Photo: Michael Lee - Taiwan Mike / World Rugby)

 リオデジャネイロで涙を流してから4か月後、女子7人制ニュージーランド代表がドバイで歓喜の抱擁を交わした。ワールドラグビー女子セブンズシリーズ2016−2017が12月1日に開幕。翌日に順位決定戦がおこなわれ、カップ決勝ではリオ五輪の金メダルを争ったオーストラリアとニュージーランドが再び激突し、リベンジに燃えたニュージーランドが17−5で競り勝った。
 
 流れを呼び込んだのは、五輪決勝で己のミスを悔やみグラウンドでむせび泣いた、あの時の悲劇のヒロインだった。ポーシャ・ウッドマン、前半1分に自陣22メートルライン付近から快足を飛ばし、先制する。ニュージーランドは前半終了前にも、自陣深くでプレッシャーを受けていたがケリー・ブレイジアーの突破をきっかけにトライを奪い、その後さらに5点追加でリードを広げた。
 ドバイセブンズ連覇を狙ったリオ五輪女王のオーストラリアは終盤にエミリー・チェリーが1トライを返したものの、逆転することはできず、ニュージーランドがワールドセブンズシリーズの今季第1ラウンドを制した。
 3位決定戦はロシアが17−14でイングランドに勝利。リオ五輪の最終予選で敗れてオリンピックの舞台には立てなかったロシアだが、ドバイで銅メダルを獲得した。
 今季のワールドラグビー女子セブンズシリーズは全6ラウンドがおこなわれる予定で、4月22、23日には初めて北九州(福岡)で開催される。女子セブンズ日本代表は今季のコアチームではないものの、北九州ラウンドは招待チームとして参加することになりそうだ。
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ドバイでは笑ったポーシャ・ウッドマン(Photo: Michael Lee – Taiwan Mike / World Rugby)
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