ラグビーリパブリック

花園へ全51校決定! 松山聖陵は39年ぶり、報徳、北陽台、九州学院も

2016.11.23
 第96回全国高校ラグビー大会に出場する47都道府県の全51校が出そろった。23日には兵庫、愛媛、長崎、熊本で予選決勝がおこなわれ、報徳学園、松山聖陵、長崎北陽台、九州学院が花園(東大阪市花園ラグビー場)行きの切符を獲得した。報徳学園は兵庫県決勝で関西学院に43−5で快勝。愛媛県では松山聖陵が北条を53−19で倒し、39年ぶり2回目の花園出場を決めた。長崎北陽台は長崎南山を13−0で下し、熊本県では九州学院が熊本工業との決勝を38−5で制して県代表となった。
 初出場は2校。北北海道では48年ぶりに決勝に進出した旭川工業が北見北斗を下して全国大会出場を決め、岡山では玉島が倉敷工業に競り勝ち初優勝を遂げた。
 前年度優勝校の東海大仰星は大阪第1地区決勝で大阪朝鮮との激闘を制し、連覇への望みをつないでいる。前回準優勝の桐蔭学園は神奈川県決勝で慶應義塾を下し、こちらも再び大舞台に挑む。今季全国3冠を狙う東福岡は福岡県予選を圧倒的強さで勝ち抜き、花園で日本一奪還を目指す。
 最多出場を誇る秋田工業は3年ぶりに秋田県代表となり、66回目の出場。明大中野は東京第2地区決勝で國學院久我山と引き分け、抽選で27年ぶり3回目の花園出場が決まった。鳥取県では米子工業が21年ぶり7回目の全国切符を獲得し、山口県では山口高校が64年ぶりに悲願を達成して4回目の出場を決めている。
 第96回全国高校ラグビー大会は12月3日に3回戦までの組み合わせ抽選がおこなわれ、12月27日から1月7日にかけて熱戦が繰り広げられる。
<2016年度 第96回全国高校ラグビー大会 出場校>
【北北海道】 旭川工業(初出場) 
【南北海道】 札幌山の手(2年ぶり16回目)
【青森県】 青森北(6年連続18回目)
【岩手県】 黒沢尻工業(2年連続28回目)
【宮城県】 仙台育英(21年連続23回目)
【秋田県】 秋田工業(3年ぶり66回目)
【山形県】 山形中央(2年ぶり24回目)
【福島県】 郡山北工業(2年連続2回目)
【茨城県】 茗溪学園(5年連続22回目)
【栃木県】 國學院栃木(17年連続22回目)
【群馬県】 東農大二(8年ぶり25回目)
【埼玉県】 深谷(3年連続9回目)
【千葉県】 流経大柏(22年連続24回目)
【東京都1】 東京(2年ぶり12回目)
【東京都2】 明大中野(27年ぶり3回目)
【神奈川県】 桐蔭学園(2年連続15回目)
【山梨県】 日川(11年連続46回目)
【長野県】 岡谷工業(5年連続29回目)
【新潟県】 新潟工業(13年連続41回目)
【富山県】 富山第一(3年ぶり9回目)
【石川県】 日本航空石川(12年連続12回目)
【福井県】 若狭東(2年ぶり28回目)
【静岡県】 浜松工業(3年ぶり5回目)
【愛知県】 中部大春日丘(4年連続6回目)
【岐阜県】 関商工(6年連続37回目)
【三重県】 朝明(5年連続7回目)
【滋賀県】 光泉(6年連続8回目)
【京都府】 京都成章(3年連続9回目)
【大阪府1】 東海大仰星(4年連続17回目)
【大阪府2】 常翔学園(2年連続35回目)
【大阪府3】 大阪桐蔭(5年連続11回目)
【兵庫県】 報徳学園(2年ぶり42回目)
【奈良県】 御所実業(2年ぶり10回目)
【和歌山県】 和歌山工業(2年連続22回目)
【鳥取県】 米子工業(21年ぶり7回目)
【島根県】 石見智翠館(26年連続26回目)
【岡山県】 玉島(初出場)
【広島県】 尾道(10年連続11回目)
【山口県】 山口(64年ぶり4回目)
【香川県】 高松北(3年連続11回目)
【徳島県】 つるぎ(2年連続25回目)
【愛媛県】 松山聖陵(39年ぶり2回目)
【高知県】 土佐塾(5年連続16回目)
【福岡県】 東福岡(17年連続27回目)
【佐賀県】 佐賀工業(35年連続45回目)
【長崎県】 長崎北陽台(3年連続16回目)
【熊本県】 九州学院(3年ぶり3回目)
【大分県】 大分舞鶴(31年連続55回目)
【宮崎県】 高鍋(6年連続24回目)
【鹿児島県】 鹿児島実業(3年連続17回目)
【沖縄県】 名護(3年ぶり16回目)
第96回全国高校大会 都道府県予選結果(PDF)
Exit mobile version