リオデジャネイロオリンピックの熱闘が終わり、12月2日からワールドラグビーセブンズシリーズの新たなシーズンが始まる。開幕ラウンドとなるドバイセブンズ(男子)の組分けが23日に発表された。
今春に香港でおこなわれたコアチーム昇格決定大会を制し、強豪国との世界サーキットに復帰する日本は、オーストラリア(昨季総合4位)、ケニア(同7位)、フランス(同11位)と同組に入った。ワールドセブンズシリーズのランキングはコアチームのなかで最も低い日本だが、リオオリンピックで4強入りの快挙を遂げており、ドバイセブンズでは注目の存在となる。リオで日本に敗れたケニアとフランスは、リベンジに燃えていることだろう。
母国に初めてオリンピック金メダルを持ち帰ったフィジーは、ベン・ライアン ヘッドコーチが大役を終えて去ったため、新しいボスのもとで新たなスタートを切る。リオで屈辱的惨敗を喫したニュージーランドも、22年間指揮してきた名将ゴードン・ティッチェンが退任し、新体制となって捲土重来を期する。
<2016 ドバイセブンズ>
■プールA: フィジー、アルゼンチン、ウェールズ、カナダ
■プールB: 南アフリカ、アメリカ、スコットランド、招待チーム
■プールC: ニュージーランド、イングランド、サモア、ロシア
■プールD: オーストラリア、ケニア、フランス、日本
<HSBC ワールドラグビーセブンズシリーズ 2016−2017>
■第1ラウンド: ドバイ(12月2〜3日)
■第2ラウンド: ケープタウン(12月10〜11日)
■第3ラウンド: ウェリントン(1月28〜29日)
■第4ラウンド: シドニー(2月4〜5日)
■第5ラウンド: ラスベガス(3月3〜5日)
■第6ラウンド: バンクーバー(3月11〜12日)
■第7ラウンド: 香港(4月7〜9日)
■第8ラウンド: シンガポール(4月15〜16日)
■第9ラウンド: パリ(5月13〜14日)
■第10ラウンド: ロンドン(5月20〜21日)