ワールドシリーズ優勝争いの常連で、リオ五輪で金メダルを争った豪州とNZも北九州に来る
(Photo: World Rugby/I Picarel)
ラグビーユニオンの国際統括団体であるワールドラグビーは25日、女子7人制代表の強豪が競う「HSBC ワールドラグビー 女子セブンズシリーズ 2016−17」の開催地を発表し、来年の4月22、23日に予定している第3ラウンド(もしくは第4ラウンド)は福岡県の北九州市で開催されることが明らかになった。
2012年に始まったワールドラグビー女子セブンズシリーズが日本でおこなわれるのは初めて。男子シリーズでは2000〜2001年、2012〜2015年に東京が開催都市のひとつだったが、2016年から外れている。
オリンピックの正式競技となった7人制ラグビーは今年、リオデジャネイロオリンピックで初めて実施され、ますます注目度が高まっており、2020年の東京オリンピックでメダル獲得を目指す日本にとって、ワールドセブンズシリーズ開催は人気拡大、代表チーム強化などへ追い風となる。
女子セブンズ日本代表は2016−17シーズンのコアチーム入りを逃したが、北九州大会にはホスト国として参加することとなり、リオ五輪で10位に終わった悔しさを晴らしたいところだ。
「HSBC ワールドラグビー 女子セブンズシリーズ 2016−17」は、今年12月1日にドバイ大会で開幕。第2ラウンド(2017年2月3、4日)はオーストラリアのシドニーでおこなわれ、4月22、23日が北九州大会、そしてカナダのブリティッシュコロンビア州ラングフォード大会(5月27、28日)と続き、6月24、25日はフランスのクレルモン=フェランがホストとなる(全6ラウンドおこなわれる予定だが、1大会については日程・開催地とも未定)。