リオ五輪の日本戦で桑水流裕策にタックルするNZのソニービル・ウィリアムズ
(Photo: Getty Images)
ニュージーランド・オリンピックチームは日本時間10日、リオ五輪・男子7人制ラグビーの日本戦で負傷したソニービル・ウィリアムズの離脱を発表した。アキレス腱の部分断裂で、プレー続行は不可能。替わりに、バックアップ選手だったシオネ・モリアが大会登録メンバーに入る。
ソニービルの怪我について、ニュージーランドメディアの『TVNZ』は全治9か月と報じた。
世界中のトップアスリートが集うオリンピックへの参加を熱望し、15人制のワールドカップで連覇を遂げたあとは7人制にフォーカスしてきたニュージーランドの英雄。今年のスーパーラグビーではプレーせずに、ワールドセブンズシリーズで経験を積み、激しいチーム内競争を勝ち抜いてオリンピアンとなった。大会前、海外メディアのインタビューで、「初めておこなわれるオリンピックセブンズの金メダルは、ワールドカップの功績を凌ぐかもしれない」と語っていたが、最初の試合となった日本戦の後半早々に負傷し、無念の離脱となった。
優勝候補の一角と目されていたニュージーランドだが、日本に12−14で敗れ、同国が入っているプールCには強豪のイギリスとケニアもいるため、準々決勝に進めるかどうかもわからない状況となっている。
日本戦後、ストレッチャーで運ばれ、病院へ直行した(Photo: Getty Images)