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DJ、ソニービルらがリオ五輪NZ代表入り! メッサム、ベイカーは落選

2016.07.03
オリンピックへの切符を手にしたソニービル・ウィリアムズ(Photo: Getty Images)
 8月に開催されるリオデジャネイロオリンピックの男子7人制ラグビー(セブンズ)で日本と同組に入ったニュージーランドが、7月3日にスコッド12名を発表した。
 セブンズラグビー界のレジェンド的存在である33歳のベテラン、DJ・フォーブスのほか、15人制のワールドカップで連覇に大きく貢献したソニービル・ウィリアムズらが選出された。ソニービルの妹であるナイル・ウィリアムズもリオ五輪の女子セブンズ代表に選ばれており、兄妹そろってオリンピアンとなる。
 男子ではそのほか、2013年のIRB(現ワールドラグビー)年間最優秀セブンズ選手賞に輝いたティム・ミケルソンや、アキラとリコのイオアネ兄弟などもオリンピックチームに名を連ね、肩の怪我から復活したスコット・カリーが主将を務めることになった。
 その一方で、ソニービルの親友であり、2015年のワールドカップ優勝メンバーであるリーアム・メッサムは落選した。東芝ブレイブルーパスに所属し、チーフスの前主将でもあるメッサムは、今年はセブンズに集中するためスーパーラグビーには参加していなかったが、ふくらはぎを痛め、約6年ぶりとなる7人制ラグビーで十分な準備ができなかった。
 五輪メンバーに選ばれなかったメッサムはチーフスに復帰し、3年ぶりのスーパーラグビー制覇に目標を切り替え、レギュラーシーズンの残り試合とプレーオフに臨む。チーフスはリーチ マイケルなどバックローの故障者が続出しており、メッサムは救世主となるかもしれない。
 また、2008年からセブンズ代表で活躍し、2010年コモンウェルスゲームズ(英連邦総合競技大会)でメッサムらとともに金メダル獲得に貢献したカート・ベイカーも、残念ながらリオ五輪メンバーに選ばれなかった。
 リオ五輪の男子セブンズは、8月9〜11日に開催。優勝候補の一角であるニュージーランドは、イギリス、ケニア、そして日本と一緒のプールCで、準々決勝進出をかけて戦う。
<リオ五輪 男子セブンズニュージーランド代表>
■スコット・カリー(主将/ベイ・オブ・プレンティ)
■サム・ディクソン(カンタベリー)
■DJ・フォーブス(カウンティーズ・マヌカウ)
■アキラ・イオアネ(オークランド)
■リコ・イオアネ(オークランド)
■ギリーズ・カカ(ホークスベイ)
■ティム・ミケルソン(ワイカト)
■オーガスティン・プルー(カウンティーズ・マヌカウ)
■テディ―・スタナウェイ(ベイ・オブ・プレンティ)
■リーガン・ウェア(ベイ・オブ・プレンティ)
■ジョー・ウェバー(ベイ・オブ・プレンティ)
■ソニービル・ウィリアムズ(カウンティーズ・マヌカウ)
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