サンウルブズに招集された児玉健太郎(中央)。今春、日本代表として4キャップを獲得している
(撮影:松本かおり)
スーパーラグビーに参戦中のサンウルブズは3日、今春のアジアラグビーチャンピオンシップで日本代表デビューを果たしたWTB児玉健太郎(パナソニック ワイルドナイツ)を追加招集したと発表した。児玉は韓国代表と香港代表相手の大会で最多の7トライを挙げ、6月テストシリーズの代表スコッドにも入っていた。
サンウルブズは、今季スーパーラグビーでトライ王の可能性があったWTB山田章仁がリオデジャネイロオリンピックに出場するセブンズ日本代表に専念するため離脱しており、新星の児玉にスーパーラグビー出場のチャンスがめぐってきた。
今年のサンウルブズは残り2試合。ブルズ、シャークスと戦うため3日から南アフリカへ出発したが、主将のHO堀江翔太は日本代表としてプレーした6月25日のスコットランド代表戦で左ひじを痛め、治療に専念するため遠征には帯同しなかった。代わりに、これまで出番のなかったHO有田隆平(コカ・コーラレッドスパークス)が遠征メンバーとしてチームに合流している。