ラグビーリパブリック

ドコモがライオンズの闘将獲得! 現南ア代表NO8ホワイトリー加入!

2016.06.30
ライオンズを力強くけん引してきたワーレン・ホワイトリー(Photo: Getty Images)
 トップウェストAリーグへ6季ぶりの降格となり、1年でのトップリーグ再昇格をめざすNTTドコモレッドハリケーンズが、南アフリカからまた新たな戦力を獲得した。
 今春、サンウルブズで活躍しているFBリアン・フィルヨーンの2季ぶりのチーム復帰を発表し、新しい指揮官にはU20南ア代表ヘッドコーチを6年間務めてきたダヴィー・セロンを招へい。そして6月30日、現南ア代表であるNO8ワーレン・ホワイトリー(28歳)と、キングズの中心選手であるユーティリティBKユルゲン・ヴィサー(26歳)の加入を明らかにした。
 ホワイトリーは、今季スーパーラグビーで南アグループの首位を走るライオンズの主将。これまで全12試合に先発出場してタックル成功率は95.9%という優れた数字を残しており、セブンズで鍛えた走力も魅力だ。
 昨年のワールドカップスコッドには入らなかったが、今年はスーパーラグビーの活躍が認められて南ア代表に復帰し、6月のアイルランド戦は全3試合に出場。第2戦では後半に軽快なステップワークからトライを挙げて逆転勝利への口火を切ると、第3戦では初先発でフル出場し、テストシリーズ勝ち越しに大きく貢献した。
 25日のアイルランド戦で右肩を負傷し、スーパーラグビーの残り試合への出場は絶望視されているホワイトリーだが、8月中旬までには回復すると見られている。
 8月20日から10月8日まで開催される南半球4か国対抗戦(ラグビーチャンピオンシップ)や、11月に欧州ツアーをおこなう南ア代表に招集される可能性があるが、リーダーシップの評価も高いこの闘将は、ドコモにとっての大事なシーズン終盤に大きな戦力となるのは間違いない。
Exit mobile version