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2011年W杯優勝メンバーのコーリー・ジェーン、東芝入り正式発表!

2016.06.30
ハリケーンズのトップスターであるコーリー・ジェーン(Photo: Getty Images)
 ジャパンラグビートップリーグの東芝ブレイブルーパスは30日、ニュージーランド代表として53キャップを持ち、2011年ワールドカップの優勝メンバーであるWTB/FBコーリー・ジェーンの加入を発表した。現在、スーパーラグビーのハリケーンズでプレーしており、同大会終了後に合流する。
 ハイボールに強く、鋭いサイドステップで防御網を切り裂き、チップキックも巧みに使う。さらに、堅いディフェンスも武器とする、33歳のアウトサイドバックだ。2011年のワールドカップでは決勝を含む5試合に先発し(リザーブで1試合)、準決勝のオーストラリア戦ではマン・オブ・ザマッチに選ばれた。
 2013年に右膝の前十字靭帯を断裂しながらも、長期リハビリを経てオールブラックスに復帰。しかし、昨年は足首負傷の影響もあり、2大会連続のワールドカップ出場はならなかった。
 それでも、今年はハリケーンズの14番として存在感を示しており、4月9日のジャガーズ戦でスーパーラグビー100試合出場を達成した。
 東芝入りが決まり、ジェーンは次のようにコメントしている。
「東芝に加入することにとても興奮しています。リアム・メッサムやリチャード・カフイ(同クラブ所属の元ニュージーランド代表)からは東芝の良い話ばかりを聞いていますし、貢献できるようにと願っています。私のこれまでのキャリアを生かしながら、日本の文化を経験することや東芝が私を信じてくれたことにお返しできることを楽しみにしています」
 東芝はさらに、南アフリカ出身のSO/FBコンラッド・バンワイク(28歳)の加入も発表した。バンワイクはライオンズとチーターズでスーパーラグビー出場経験があり、2013年にはジェームス・ストーンハウス(現 東芝アシスタントコーチ)が指揮する南アフリカ・プレジデンツXVの一員としてIRBトビリシカップでプレーしたことがある。
 バンワイクは「チームに貢献し、東芝のためにいいラグビーができるように努めます。東芝の方々が温かく迎え入れて下さり、チームのことをもっと知っていきたいと思っています。来日してからあっという間で、日本のことを学び、各地を訪れることが今から楽しみです」と語っている。

チーターズでプレーしていた頃のコンラッド・バンワイク(Photo: Getty Images)
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