スコットランド代表戦でハードワークした小瀧尚弘(撮影:松本かおり)
約1か月のインターナショナルマッチ期間が終わり、今週末からスーパーラグビーが再開する。レギュラーシーズンは残り3節で、日本のサンウルブズは7月2日、東京・秩父宮ラグビー場で国内最後の試合を戦う。相手は、オーストラリア・カンファレンスで首位争いをしている難敵のワラターズだが、4月23日のジャガーズ戦以来となる2勝目をつかみたい。
6月25日のスコットランド代表戦に出場した日本代表メンバーのうち、サンウルブズのジャージーを着てワラターズ戦に先発するのは9人。追加招集されたばかりのLO小瀧尚弘もスターターに選ばれ、スーパーラグビーデビューとなる。
主将のHO堀江翔太はスコットランド戦で左ひじを痛め、欠場。木津武士が2番を着て、CTB立川理道がゲームキャプテンを務める。
トップトライスコアラーの山田章仁はリオ五輪に出場するセブンズ日本代表に選ばれたため、WTBはテストキャッパーとなった笹倉康誉とパエア ミフィポセチに託された。
また、同じくリオ五輪へ向けて準備をしている7人制アメリカ代表候補のFLアンドリュー・ドゥルタロに代わり、安藤泰洋が初めて7番をつける。
小瀧とともに追加招集されたFL金正奎はベンチ入り。CTB/SO山中亮平もリザーブに名を連ね、念願の舞台に立つときが近づき、開幕戦で試合登録メンバーに入りながら出番がなかったFB山下一にも再びチャンスがめぐってきた。
<サンウルブズ 試合登録メンバー/第15節 ワラターズ戦>
1.三上正貴(東芝) 2.木津武士(神戸製鋼) 3.垣永真之介(サントリー) 4.ファアティンガ・レマル(宗像サニックス) 5.小瀧尚弘(東芝) 6.リアキ・モリ(前ブルーズ/NZ) 7.安藤泰洋(トヨタ自動車) 8.エドワード・カーク(前レッズ/豪州) 9.茂野海人(NEC) 10.田村優(NEC) 11.笹倉康誉(パナソニック) 12.立川理道(クボタ) 13.デレック・カーペンター(前トヨタ自動車) 14.パエア ミフィポセチ(NTTドコモ) 15.リアン・フィルヨーン(NTTドコモ)
〔リザーブ〕
16.森太志(東芝) 17.稲垣啓太(パナソニック) 18.浅原拓真(東芝) 19.細田佳也(NEC) 20.金正奎(NTTコミュニケーションズ) 21.矢富勇毅(ヤマハ発動機) 22.山中亮平(神戸製鋼) 23.山下一(豊田自動織機)