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リオ五輪セブンズの組み分け決定! 日本の組は男女とも強豪ぞろい!

2016.06.29
リオデジャネイロオリンピックのメダル(Photo: Getty Images)
 リオデジャネイロオリンピックで正式競技として実施されるセブンズ(7人制ラグビー)の組み分けが、日本時間29日未明に発表された。
 出場するのは男女それぞれ12か国で、ワールドラグビーセブンズシリーズの過去2シーズンの獲得ポイントなどをもとにシードが決められ、2014−2015シーズンのワールドシリーズでリオ五輪出場権を得た4チームが第1〜第4シードとなっている。
 セブンズの会場はデオドロ・オリンピックパークで、女子が8月6〜8日、男子は9〜11日に実施。
 どちらも、4チームずつ3プールに分かれて総当たり戦をおこない、各組上位2チームと、各3位のなかで成績がよかった2チーム、計8チームが準々決勝に進出する。
 メダル獲得を狙う日本だが、男女とも厳しいプールに入った。
 サクラセブンズ(女子セブンズ日本代表)は、昨季ワールドラグビー女子セブンズシリーズで総合3位だったカナダ、同4位のイングランドを中心とした全英チーム、そして開催国のブラジルと一緒のプールCで戦う。
 カナダとイングランドはどちらも昨季ワールドシリーズで1冠を獲得した強豪で、同シリーズに参戦した日本はカナダに0勝2敗、イングランドとは3回対戦したが一度も勝っていない。ブラジルとは1勝1敗だったが、開催国でサポーターの声援も味方につけるため、日本にとっては難敵となる。
 男子セブンズ日本代表は、ニュージーランド、イギリス、ケニアという、金メダルを狙える実力を持つ3か国とのタフなプールに入った。
 ニュージーランドは昨季ワールドシリーズこそ3位に終わったものの、その国際サーキットで12回も総合チャンピオンになったことがあり、リオ五輪でも優勝候補の一角に挙がっている。チームイギリスの中心となるイングランドは、昨季ワールドシリーズは無冠で8位に終わったが、5月のロンドンセブンズで優勝したスコットランドやウェールズのトッププレーヤーも加えてドリームチームを結成するため、国民の期待は高い。ケニアは4月のシンガポールセブンズで悲願の初優勝を遂げており、勢いがある。
 オリンピックでラグビーがおこなわれるのは92年ぶりで、7人制での実施は今回が初めてとなる。
 なお、リオ五輪に遠征するラグビー日本代表選手団と新ジャージーの発表会は、本日、29日におこなわれる予定。
<リオデジャネイロオリンピック 2016 セブンズ 組み分け>
【女子】
■プールA: オーストラリア(1)、アメリカ(6)、フィジー(7)、コロンビア(12)
■プールB: ニュージーランド(2)、フランス(5)、スペイン(8)、ケニア(11)
■プールC: カナダ(3)、イギリス(4)、ブラジル(9)、日本(10)
【男子】
■プールA: フィジー(1)、アメリカ(6)、アルゼンチン(7)、ブラジル(12)
■プールB: 南アフリカ(2)、オーストラリア(5)、フランス(8)、スペイン(11)
■プールC: ニュージーランド(3)、イギリス(4)、ケニア(9)、日本(10)
※ ( )内の数字はシード番号
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