昨季スーパーラグビー優勝後、CTBコンビを組んできたフェキトアと記念写真を撮るバックマン(右)
(Photo: Getty Images)
トップリーグチャンピオンのパナソニックワイルドナイツは13日、ニュージーランド出身のユーティリティBKリチャード・バックマン(27歳)の2016年度加入を発表した。
ハイランダーズに所属するバックマンは、2月に香港でおこなわれたラシン92(フランス)との親善試合で肩を負傷し、手術を受け、今年のスーパーラグビーではプレーできていない。しかし、CTB、WTB、FBでプレーできるこの万能BKは、昨年は主にハイランダーズの12番をつけて決勝でも先発し、チームの初優勝に大きく貢献した。スピードがあってディフェンスは堅く、ハリケーンズ在籍時を含めてスーパーラグビー32試合出場の経験を持つ。
また、国内大会ではホークスベイの中心選手として活躍し、昨年はニュージーランド・バーバリアンズでもプレーした。
なお、ハイランダーズとは新たな2年契約にサインしており、日本シーズン終了後はスーパーラグビー2017でプレーする予定。
ワイルドナイツ入りが決まったバックマンは次のようにコメントしている。
「パナソニックワイルドナイツでプレーできる機会を与えられたことに非常に興奮していますし、光栄に感じています。私自身の選手としてのキャリアを語る上で、ホークスベイに対しては、大きな恩があり、今回が黒白ジャージーを脱ぐ最後にならないことを祈っています。そして彼らのITMシーズンに幸運を祈っています。しかし、その代わりに、日本のトップクラブの一つであるパナソニックワイルドナイツでプレーするというチャレンジを得ることができました。パナソニックが今季連覇を続けるために、私自身がどのようなに貢献できるのか、待ちきれない思いです。そして日本で出会うすべての人たちと日本の生活、文化を経験できることを今から楽しみにしています」