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WOWOWで仏・トップ14放送決定! 五郎丸加入のトゥーロンなどたっぷり

2016.06.09
フランスのトゥーロンでプレーしている元NZ代表のマア・ノヌー(Photo: Getty Images)
 株式会社WOWOWは6月9日、ラグビー界最大の観客動員数と収益を誇るフランスのプロリーグ「トップ14」を、2016−17シーズンより放送することを決定したと発表した。同リーグをフルシーズン放送するのは日本初となる。
 「トップ14」は1892年に発足したフランスの歴史あるラグビーのプロリーグ。毎年8月から翌年6月にかけて開催され、全14チームがホーム&アウェー方式で総当たりのリーグ戦をおこない、上位6チームがプレーオフトーナメントで優勝を争う。
 ワールドカップで連覇を遂げたニュージーランド代表のSOダン・カーター(ラシン92)、南アフリカ代表のWTBブライアン・ハバナ(トゥーロン)、オーストラリア代表のCTBアダム・アシュリークーパー(ボルドー)、フィジー代表のWTBネマニ・ナンドロ(来季からモンペリエ)、スコットランド代表のLOリッチー・グレイ(来季からトゥールーズ)、イタリア代表のNO8セルジョ・パリッセ(スタッド・フランセ)といったスター選手を世界中から招聘し、ハイレベルなゲームを展開している。
 さらに、日本代表のFB五郎丸歩が2016−17シーズンより強豪のトゥーロンに加入することが決定し、ますます注目が集まる。
 ラグビーワールドカップ2015で世界に衝撃を与えた日本代表の活躍によって日本でのラグビー人気が高まるなか、8月に開幕するトップ14の熱戦を、WOWOWではトゥーロンの試合を中心に、リーグ戦毎節2試合とプレーオフ5試合、年間57試合を放送する予定。
 トップ14の運営団体であるLNR(Ligue Nationale de Rugby)のポール・ゴズ会長は、「トップ14は海外展開において新たな国境を越えた。ラグビーワールドカップ2015では、フィールドで、またメディアを通して、日本がラグビーを愛していることが証明された。WOWOWとのパートナーシップは、毎週トップ14を見られるようになる日本の人々の間で、ラグビー人気を高める一助となるだろう」とコメントした。

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