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U20南ア代表を世界一に導いた指揮官、NTTドコモのヘッドコーチ就任!

2016.06.08
2012年のジュニアワールドチャンピオンシップでU20南ア代表を優勝に導いたセロンHC
(Photo: Getty Images)
 トップリーグ再昇格をめざすNTTドコモレッドハリケーンズは8日、2016年度の新体制を発表し、現在、U20南アフリカ代表で指揮を執っているダヴィー・セロン氏(49歳)が新ヘッドコーチに就任することが明らかになった。
 セロン氏はスプリングボックスのPRとして13キャップを獲得し、2000年の選手引退後は、チーターズのスクラムコーチなどを経て、2011年に南アの20歳以下代表ヘッドコーチに就任。翌年、自国で開催されたIRBジュニアワールドチャンピオンシップ(現 ワールドラグビーU20チャンピオンシップ)では、大会4連覇中だったU20ニュージーランド代表を決勝で破り、初優勝に導いた。現在、イングランドでワールドラグビーU20チャンピオンシップ2016年大会が開催中で、セロン氏はこの大会をもって6年間にわたったU20南ア代表の仕事から退く。セロン体制で臨むラストの大会、U20南ア代表は開幕戦でU20日本代表を下し、4年ぶりの優勝へ向け好発進を切っている。
 南アラグビー協会によれば、セロン氏とドコモの契約は2018年3月31日までで、今年7月中旬には来日してチームに合流する予定。
 セロン氏はドコモを通じ、「これから2シーズンにわたり、私に信頼を置いてチームの指揮を任せてくれるドコモレッドハリケーンズに感謝します。これは確実に、エキサイティングな旅になります。素晴らしい選手・スタッフたちと共に働くことを大変楽しみにしていますし、我々ドコモレッドハリケーンズが必ず成功することを、私は確信しています」とコメントした。
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